2017年12月31日日曜日

年末の御挨拶

今年の僕には四つの大きな出来事がありました。

一点目は芸術現代社から「ブルグミュラー・デスマッチ」を出版したこと。二点目は府中市から目黒区へ引っ越したこと。三点目には、オペラ「卍」を書いて、初演したこと。

もう一点は、ついに煙草を吸わなくなったこと。他の三点は「あり得ること」と思っていましたけど、こればかりは「あり得ないこと」と思い込んでいたもので、大事件です。

とは言え、「あり得ること」の三点にしても、年内の締め切りをほうほうの体で死守してから盛大に発熱して寝込んでいた昨年の大晦日の僕に「来年こんなことがあるよ」と言っても、きっと信じないでしょう。「だいたい脚本は誰が用意してくれるの?」と聞き返すに違いない。

2018年。生誕40周年のメモリアル・イヤー(誰も言わないから自分で言う)がやってくるわけですけど、20代の10年間が幼虫の時代だったとしたら、30代の10年間は蛹の時代だったのかなと、繭の中で変態していく頃合いだったのかなと、ちょうどオペラも変態性欲の話でしたしね。それ関係あれへんな。

例によって方々に多大なるご迷惑をおかけして参りました。各方面へのお返事も例によって滞っています。作曲家の成熟には時間のかかるものと皆様にも諦めていただいて、これから立派な成虫となって、蝶のように舞い蜂のように刺す40代を迎えられるよう、日々研鑽を重ねていく所存です。

皆様、良いお年をお過ごしください。

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