2017年2月6日月曜日

お前の仕事はなんや その1

 音楽界隈が例の話題で持ちきりですね。
 生徒が先生の前で弾いたり、先生が生徒の前で弾いたりするのが「公衆」に当たるというのは、すごい話です。もののついでにラブホのなかで裸になっている男女も一人残らず公然わいせつでひっ捕らえてくれれば良いと思います(ただのヒガミ)

 さて、かれこれ10年ほど前のはなし。
 僕の曲が某公営FM局で2回流れたことがありました。放送使用の分配はけっこう割がよい、という風の噂を耳にしていた上に、演奏家個人のぽんぽんが痛まないお金。なんとすばらしいものでしょう。僕は期待に胸を膨らませておりました。
 ところが。放送から1年経ち、2年経ち、3年経ってもまだ入ってこない。しびれを切らした僕は代々木に電話して「どうなっているんでしょう」と訊きました。そうしたら、担当者の方が「ずいぶん古い話ですねー」と、とてもしみじみとした声で感心していらっしゃる。

 僕はその電話口で、退会方法についてご案内いただいたわけです。

 というわけで、09年以来、僕はJASRACと契約しておりません。
 それまでだって「著作権」とか「使用料」という言葉でさんざんイヤな思いや申し訳ない思いをしてきたのに。しかも2回目の放送は、友人がたまたまそれを聴いていて僕に教えてくれたから、ようやくそれを知ったという。彼女から教えてもらうまで僕も知らなかったのです。全国放送の使用までいちいち個人のネットワークで調べなきゃいけないなら、何のための信託なんだかわからない。
 とても抱えきれないだけの売れ方をなさっている方には、どうしても必要な制度でしょう。たしかに僕は一日に何万と聴かれるような種類の音楽はやってませんが、好きでやってるので仕方ない。ただ、「公平な分配」などという看板を掲げて商売している組織が、信託会員相手に風呂敷を広げてどうするんですか。

 僕の作品を使う場合について。改めてガイドラインのようなものは設けたいと思いますけれども、せっかくネットという文明の利器もあって、僕もまだなんとか生きているわけですから、直接やりとりしましょう。頂いたものをタバコにして燃やすかもしれませんが、古賀政男記念館のトイレットペーパーになって水に流れることはありません。皆様からの元気を少しずつわけていただければ、なんとかオラは生きていけますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
 
 僕の曲を弾くつもりはない、聴くつもりもない、そもそも誰だか知らないという方も、この記事をご覧になって「でもがんばれよな」と思ってくださるようでしたら、このブログの広告をクリックすれば僕の手元に数円入ってきます。それで充分です。御恩は来世に2円分くらいお返しさせていただきます。それと、件の電話のこちら側で僕がどういう顔をしていたか。浜ちゃんが演じてくれていますので、これもあわせてご覧ください。

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