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2015年4月9日木曜日

成都紀行


 ある成都の男が、バカンスを日本の沖縄で過ごしたという。
 美しく広がる青い空、きらきら光る青い海、そして燦々と輝く眩しい太陽。自然を心から満喫していたものの、男は次第に体調を崩し、ついに寝込んでしまった。何日も何日も寝込んでも一向に体調の戻る気配がない。仕方ないので医者に診てもらうと、医者は男を駐車場に連れ出し、車のマフラーにホースをつなげ、ホースにマスクをくくりつけ、それを男の顔に押し当て、エンジンをふかした。
 「…ああ、故郷の空気だ」
 こうして、成都の男は元気になったという。